2022年2月23日水曜日

大学で学んでいること~文系編⑦~

皆さん、こんにちは!
志木校AAの蓬田です。

2月もあっという間に折り返し、1日1日の早さに驚きを隠せません、、、今日は2月2回目の祝日ですね。この春休みが終わったら進級を迎えると考えると、あまりのんびりしていられないな~という気持ちになりますね...!

そして、冬の寒さももう限界!早く暖かくなってくれ!と、夏の頃の写真を振り返りながら感じる今日この頃です。
そんな本日は、私が大学で学んでいることについて、お話ししていきたいと思います。



早速本題に入りますが、私は法政大学キャリアデザイン学部に所属する大学2年生です。
実は生徒の皆さんから、「何学部ですか?」と聞かれる際、毎回どう答えるか迷っています(笑)。

(蓬田)「うーんとね、キャリアデザイン学部なんだけど...」
心の中では、「...理系?」と思われたり(デザインがつくから)、「何してる学部?」と思われたりしてるんだろうなあと...(笑)。
でも、この最初はよく分からない感じが、興味を持っていただけるきっかけにもなるので、いい機会でもあるなと感じています!


ということで、キャリアデザイン学部とは!なるべくシンプルに説明してみようと思います。

”個人、集団、社会など様々な規模から、日々変化する時代の中で、自分の人生をどう切り開いていくか、また他者の人生をどう支援していくかなどを学びを通して考える、「人」に視点を置いた学部。”


といったところでしょうか!


キャリアというと、キャリアウーマンとか、働く人の方をイメージしがちだと思いますが、この学部では「キャリア=人生全般」と捉えています。そして、デザインは「設計・再設計」。そう、自分や他者の人生を考えてみたり、考え直したり、そういう意味になります。
ここまで来ると、文系かな?と思っていただけますでしょうか。そうです、文系学部です!



学部の中には3つの領域(発達・教育キャリア領域、ビジネスキャリア領域、ライフキャリア領域)があり、初めは幅広く2~3領域の授業を受けながら、2年生後期にその中から1つを選びます。発達・教育領域は、教職を取っていたり、教育に興味がある学生が多く、ビジネス領域はマーケティングや企業経営に興味のある学生、ライフ領域は人間関係、地域や国際社会などに興味のある学生が多いと思います。

私はビジネスキャリア領域を選び、入学してからの授業で興味を持った「企業の人材育成や人材管理、経営戦略」を主に学んでいます。

 


ちなみに入学時は社会学に興味を持っていて、ライフに進む気満々でした。ビジネスってお堅そうだし、経済なら数字使いそうだしレベル高そう...と思っていました。
しかし、先ほど述べた通り、人に視点を置いた学部の良さがそこにはありました。企業の中で社員さんがどうしたらモチベーションを持って働けるか、1つの商品に対して、お客さんの心をどう動かすか、など...意外と身近で考えやすい内容だったんですね!!
私の周りにも、同じように入学してから興味が変わった!という友人が多くいます。変わったという人の方が多数派かもしれません。私のように、やりたいことがはっきり決まっていなかった人も、しっかり決まっていた人も、自分次第で充実した学びの機会に出会えます。



ここで、私がこれまで受けてきた授業の中で、特に興味を持った、楽しかった学部科目をいくつか紹介してみたいと思います。

①職業キャリア論
→職業の基本的知識を得るとともに、職業と社会・労働市場・企業・個人との関係を理解し、今後の自分のキャリアへの気づきを得る授業。

就職活動中、就職活動後の知り合いの先輩方が、よく「世の中には自分の知らない企業がたくさんある」とおっしゃっているのを耳にするのですが、まさにそれを実感しました。社会状況の変化を考えながら、様々な職業の現状を知ることができました。


➁戦略経営論
→マーケティング戦略の基本的な考え方や、消費者理解のための理論を学ぶことにより、企業の戦略構築の基盤を習得する授業。

これがまさに、ビジネスでも身近に考えていいんだ!と思えるきっかけになった授業です。お客さんが買い物するときに考えることとか、お店側で取られている工夫とかですね。あとはCM(広告)での意識づけとかもです。たくさんのことが考慮されているんだな~と感心し、日常生活での視野も広がったと思います。


③アイデンティティ論
→人生における「アイデンティティ」(簡単に言うと「自分らしさ」)とは何か、またどのように発達し、人生にどのような影響をあたえるのかを理解する授業。

アイデンティティがテーマの授業は、かなり珍しいのではないかなと思います!これはライフ領域の授業で、個人間や集団での自分らしさの獲得について、たくさん考えました。



と、このような感じです!イメージが少しずつ湧いてきましたでしょうか。
他の学部にはない、独特の名前やコンセプトを持った授業もかなりあるのではないかなと思います。きっとどんな方でも面白いと思える学びに出会えるはずです!



領域の授業以外には、選択必修の科目でも魅力がいっぱいです。
例えば2年次にインターンシップを全員が体験する授業、企業の方々と一緒に商品開発をする授業、日本に興味を持っている海外の学生と交流し作品を作り上げる授業、コンピューターを駆使して映像を作り上げる授業などなど...幅広いですね!!!

私はインターンシップの授業を選び、実際に企業で体験をしたほか、企業の方々に「こんなインターンシップのプログラムどうですか?」という提案をするプレゼンテーションもしました。
このプレゼンがもう、準備段階から本当に苦戦しました。複数人で行うグループワークで内容がなかなかまとまらず、毎日夜中までZoom(ビデオ通話)をして苦しんでいましたね...本番の発表者にもなったのですが、これも本当に本当に緊張して生きた心地がしませんでした。
今のところ大学生活で一番辛かったことを聞かれればこれと答えますが(笑)、全てが新鮮な経験で、頑張って取り組んで良かったなと思っています。



たくさん語っているのでもうお分かりだとは思いますが、私はこの学部が大好きです(笑)。オリジナリティ溢れる素敵な学部にいられて嬉しいなと、日々感じています。


志木校でも、私がAAをしているうちに、1人でも多くの方に、学部の魅力が伝わればいいなと考えています。
コロナウイルスの影響で、高校生の頃に想像していた大学生活より制限は多いものの、「今できることをするしかない!」と割り切って、今は自分の満足いく生活ができていると思います。
1月21日の記事では、私の大学生活全般についてお話しているので、都会のキャンパスライフに興味がある!という方はぜひぜひチェックして下さいね!


本日も、お読みいただきありがとうございました。

次回は2月25日、とあるAAの日常をお送りします。
どうぞお楽しみに。